日本漫画新聞社・設立趣意書

事業を始めるにあたって取り急ぎ必要なものは、
設立趣意書であることに、異論を挟むものはいないだろう。


「日本漫画新聞社・設立趣意書」とりまとめ・大上/原案・社員一同
 
知識はあるが、想像力やリアルな世界での経験値の少ない人が
現在の厳しい社会環境、労働環境の中で、
目の前の厳しい現実にどう立ち向かっていけばよいか
どう生きて行けば良いか分からなくなっている。

進学校に合格しただけでは本当の社会の大きさや怖さは分からない。
今の学校は「教わること」は出来ても「学ぶこと」は出来ないから。

良くなりたくない人なんて多分いない。
でもいくら心で願っても、その方法が分からなければ
存在を表現する事すらとても難しくなる。

そんな、社会の「どこにでもいる人達」に
こんどは私たちが漫画で学んだことを伝えたい。


ろくでもない結果を出しても、やり直すことができるということ。
立ち止まって、来た道を戻ったりすること。
頭をさげて間違いを認めることが、
決して恥ずかしいことではないということを云いたい。

それが「勇気」なんだよと。

世の中はそんなに悪いもんじゃない
足りないのは「知識」ではない「勇気」だ。

結果が判っているから進まないんじゃない
「勇気」を知らないから進めないんだ。

そして、私たちは勇気を漫画で学んだ。

同じように「漫画」を通じて
少しでも多くの「どこにでもいる人達」に
「勇気」の存在を知ってもらいたい。

そして読んだ人が、ほんの少しでも心が豊かになって
笑顔で「おつかれっ!」って言ってもらえるような物を発信したい。